湧水ってなに?どこにあるの?おいしいの?
清水湧水の「湧水」って何でしょうか?日本全国でこんこんと湧き出ている「湧水」
と~~~っても簡単に言うと、地下水が地表に自然に出てきた水です。
昔から気象条件に左右されにくく、安定した水資源として利用されてきました。
湧水の性質と保全の必要性を紹介したいと思います!
1.身近な湧水
日本全国にはたくさんの湧水があります。環境省様把握している湧水は16,137箇所。
小さいものを入れたら数え切れないほど多くの場所で湧水しています。
山の中に入ればそこかこで湧水しているのを見かけるはずです。
また、各地の湧水地では観光地となっていたり、飲料水、生活用水、農業用水など様々な用途で利用されています。
うきはの「清水湧水」では、数百年前からご近所さんの生活用水として使われています。
湧水は地下水が地表面に自然に出てきたもの。
長い時間をかけて適度にミネラル分を含んだ水が、外気温に左右されることなく一定の温度で湧出する性質があります。
また、地下水が湧水することにより、水の循環がおこり、良質な水が次々と供給されるという好循環が生まれています。
清水湧水は1日約1000トン湧出しており、自然ときれいな水が供給されていることになります。
湧水は地下をゆっくりと長い時間かけて移動し湧き出してるものが多いんです。
清水湧水は約47年かけて阿蘇地方から流れてきています。
そのおいしさはまさに自然任せ。地下の複雑な地層がおいしさを決めているんです。
人が手を加える必要がない、自然の恵をを弊社ではそのままお届けしています。
福岡県内でも多数の湧水が確認できますが、残念ながらすべての湧水が飲用に適しているわけではありません。
都市化による涵養地の減少や工場排水の不適切な処理による地下水汚染などにより、飲用できない湧水があります。
人間が生きていく上で欠かせない水。私達や子供たちが将来にわたりずっと必要となるものです。
今を生きる私達だけで利用していいものではありません。
そのため、環境省様は「湧水保全ポータルサイト」を作り、湧水保全の必要性を訴えています。
また、国連ではSDGs(持続可能な開発目標)も制定されています。
弊社は天然水を扱う企業として、湧水保全に取り組んでまいりたいと思います。